AI産業Apple2026年6月17日 06:23

Appleが2027年にカメラ搭載AirPodsと第2世代折りたたみiPhoneを計画

Appleが2027年の発売を目標に、ステム部分にカメラを搭載したAirPodsを開発中であることをBloombergのマーク・ガーマン記者が報じた。このカメラはSiriに視覚的なコンテキストを提供し、周囲環境の認識を可能にするAI機能と連携するとされる。開発はiOS 28との統合を見据えて社内テストが進んでいる段階だ。同じく2027年には第2世代の折りたたみiPhoneの投入も噂されており、Appleのハードウェア戦略が大きな転換期を迎える可能性がある。

Appleが2027年の投入を目標に、カメラを内蔵したAirPodsの開発を進めていることが明らかになった。Bloombergの著名記者マーク・ガーマン氏が報じたもので、同氏によれば現時点でスケジュールは予定通りに進んでいるという。

このカメラ搭載AirPodsは、イヤホン本体のステム(軸部分)にカメラが取り付けられる設計とされている。さらに、データがクラウドにアップロードされる際に点灯するインジケーターライトも搭載される見込みだ。こうした構造により、次世代のSiriにユーザーの周囲環境に関する「視覚的なコンテキスト」を提供できるようになるとされている。開発面では、今秋リリース予定のiOS 27のベータテストが進む一方、この新型AirPodsはすでに来年のアップデートであるiOS 28との連携を念頭に社内テストが行われているという。

この動きは、Appleが「AI」を中心に据えたハードウェア戦略を加速させていることを示している。同社は今年のWWDC(世界開発者会議)において、自社プラットフォームに搭載される多数のAI機能を発表したばかりだ。カメラ付きAirPodsはその延長線上にある製品であり、音声アシスタントの枠を超えて「周囲の世界を認識するAIデバイス」へとSiriを進化させるための重要な布石と位置づけられる。

業界全体を見渡すと、メタがスマートグラスのRay-Ban Metaにカメラを搭載してAI機能と連携させ、好調な評価を得ていることが背景にある。Appleにとって、AirPodsへのカメラ搭載はウェアラブルデバイスによるAI体験の拡張という競争軸において、後れを取り戻す意味も持つ。耳元という常時装着される場所にカメラとAIを組み合わせることで、ハンズフリーかつ自然な形で情報取得や翻訳、環境認識が可能になる新しいインターフェースが生まれる可能性がある。

また、ガーマン氏の報告では第2世代の折りたたみiPhoneについても言及があり、こちらも2027年の展開が噂されている。第1世代の折りたたみiPhoneについてはすでに複数の報道が出ており、Appleが満を持してフォームファクターの多様化を進めようとしていることがうかがえる。

2027年という時間軸はまだ2年以上先であり、製品仕様や発売計画が変更される可能性は十分ある。今後は実際のプロトタイプや量産に向けた具体的な情報が出てくるかどうかが、信憑性を測る上での焦点になりそうだ。

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AI issue 編集部

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