AI 산업Slack2026년 8월 21일 16:20

Slack、AIコーディングをチーム共同作業へ

Salesforce傘下のSlackは、AIコーディングエージェントをチームチャンネル上で共同利用できる新機能「Slack Code」を発表した。Anthropic、Cognition、GitHub、Vercelの各AIエージェントに対応し、すべてのSlackプランで利用可能。エンジニア以外のメンバーも開発作業の進捗をリアルタイムで確認・参加できる仕組みで、個人完結型だったAIコーディングの働き方をチーム共同作業へと広げることを目指す。

Slack、AIコーディングをチーム共同作業へ

Salesforce傘下のビジネスチャットツール「Slack」は、AIコーディングエージェントをチーム全体で共有・活用できる新機能「Slack Code」を発表した。AnthropicのClaude Code、CognitionのDevin、GitHub Copilot、VercelのAIエージェントという4種類の外部AIエージェントを、Slackの専用チャンネル上に直接組み込める仕組みで、すべてのSlackプランで利用できる。ただし各エージェントへのアクセスは、利用者が個別に契約・取得する必要がある。

AIコーディングツールは近年、開発者の個人的な作業効率を高めるものとして急速に普及してきた。端末(ターミナル)の画面上で、一人の開発者が一つのAIエージェントと会話しながらコードを書くスタイルが主流で、その作業過程はチームの他のメンバーから見えにくい状態が続いていた。こうした「個人完結型」の働き方が広まる一方で、ソフトウェア開発は本来チームで行うものであり、エンジニア以外のメンバーも関わるプロジェクト管理や品質確認が課題として残っていた。

Slack Codeでは、誰かがSlack上でコーディングエージェントに話しかけると、そのプロジェクト専用のコードチャンネルが自動的に作られる。エージェントはそのチャンネルの中でコードの変更内容(差分)やライブプレビュー、作業計画といった情報をオープンに示しながら作業を進める。エンジニアだけでなく、プロダクトマネージャーやデザイナーといった非エンジニアのメンバーも途中から参加でき、Cognitionのデモでは、デザイナーがデザインファイルをチャンネルに投稿すると、エージェントがそれを作業に取り込んで続行した。作業が完了するとチャンネルはアーカイブされ、後から検索できる作業履歴として残る。

Slackの暫定CEOであるRob Seaman氏は発表前の説明会で、「コードがボトルネックではなくなる。アイデアや判断力、センスこそがボトルネックになる。Slackにいる誰もがそれに貢献できるようになる」と述べた。また、CognitionのNew Enterprise担当社長Jeff Wang氏によるデモでは、不具合の報告からAIエージェントによる調査、プルリクエストの作成、スクリーンショットと動作確認動画の添付まで、一連の作業フローがSlackのチャンネル上で完結する様子が示された。

この動きが持つ意味は、AIエージェントの「使われ方」が変わりつつあるという点にある。これまでAIコーディングツールの恩恵を受けていたのは主にエンジニアだったが、Slack Codeは作業の透明性を高めることで、エンジニア以外の職種も開発プロセスに実質的に関与できる環境を整えると位置づけられる。ソフトウェア開発における「チームワーク」の形が変わる可能性を持つ取り組みという見方ができる。

また、Slackの親会社であるSalesforceにとっても、この発表はタイムリーな意味を持つ。エンタープライズ(企業向け)AI市場では、どの会社がAIエージェントを「囲い込む」ためのプラットフォームを握るかという競争が続いている。Slackは今回、個々のAIエージェントそのものではなく、それらを複数つなぎ合わせる「協調の場」としての役割を打ち出した。AIエージェントの普及とともに、「どこでエージェントを使うか」という問いが重要になる中で、チャットプラットフォームがその答えの一つになり得るかが問われていると言える。

#AIエージェント#Slack#開発ツール#エンタープライズAI#コーディングAI#チームコラボレーション#生成AI
AI issue 편집부

본 기사는 AI issue 편집부가 사실(fact)을 바탕으로 독자적으로 작성·편집한 저작물입니다. 저작권은 AI issue에 있으며, 무단 전재·재배포 및 AI 학습·활용을 금합니다.

댓글

댓글을 작성하려면 로그인하세요